09.02.22
房総の川でバス


そろそろ連絡がくる頃だろうと思っていた数日前、予想通りワシの携帯電話がウナった。
着信中の画面には『ケンリーブス』の文字。

『きた!イチケンだ!』

このイチケンという男、高校時代からの釣り仲間だ。ヒゲが濃い。
こっちから釣りに誘わないでいたら禁断症状があらわれたようだ。

海でカヤックも考えたんだけど、午後から風が強くなるような予報だったので、バスを釣りに行くことにした。

朝のうちは風もなく気分良く釣りをしていたのだが、日が昇って気温が上がり始めると、途端に風が強くなりだした。
一通り釣り上がった頃には白波が立つほどの強風に…。

『こりゃ、イカン。』
ってんで、撤収を始めるが、向かい風のためなかなか進まない。

エントリーした橋まで戻ると、橋の下を吹き抜ける風が勢いを増す。
ついには、エレキを全開にしてもパドルの援護なしでは進まなくなってしまった…。
命からがら(大げさ)岸に辿り着いたワシらは、涙でしょっぱくなったラーメンをすすりながら家路についたとさ。

ん?
『釣りのことがほとんど書いてないじゃないか!』だって?
まぁ、生きて帰って来れたんだからよしとしようではないか。


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